衛生陶器形状測定システム
ソリューション | 3次元画像処理 |
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エンドユーザー | 某大手衛生陶器メーカー様 |
対応工程 | 大型3次元撮影カメラ設計 ~回転台仕様設計 ~3次元撮影アルゴリズム設計 ~GUIソフトウェア設計 ~現場調整 |
陶器製造物は焼成による生産となるため、形状変化が起きやすく、造形精度のバラつきを抑えることが非常に難しい。そのバラつき精度が製造条件によりどのように変化するのかを解析するため、弊社開発の大型3次元カメラによる位相シフト撮影にて得られた高精度形状データと理想形状元となる3D-CADデータを比較するシステムを構築。
形状比較を行うには衛生陶器の360度全体の形状データが必要となるため、専用の大型回転台を製作し、対象物を回転させながら上下2台のカメラで部分的に点群データを取得。分割された複数の点群データを回転台キャリブレーション情報を元に合成し、3次元解析ソフトウェア「Geomagic」により形状公差を分析する。