高速組込型画像処理装置「YJC-3」リリース
YOODSは2012年6月より、高速組込型画像処理装置「YJC-3」の販売を開始します。
YJC-3はロボット制御等、装置組込を前提とした画像処理装置です。最新のTI製ARM/DSP(TMS320C6A8168)を搭載して、GHzで動作しながらも省電力でファンレスで動作します。
(1)TMS320C6A8168搭載(ARM Cortex-A8 + C674x DSP)
ARMとDSPのディュアルコアで、ARMはクロック1.2GHzでLinuxが動作しています。ARMにはSIMD命令の使えるneonが搭載されており、ARMだけでも高速計算を行うことができます。
またDSPは浮動小数点演算に対応し、1.GHzで動作します。ArmとDSPは共有メモリで同じ画像フレームにアクセスできます。
(2)標準で1GByte(DDR3)をのメモリを搭載します。(最大2GByteまで対応可能)
(3)CameraLink(PoCL対応)2chを搭載しています。
(4)Gig/E Vision(PoE対応)2chを搭載しています。
(5)豊富なIOを備えています。(絶縁IO、トリガ、エンコーダなど)
※詳しくは製品パンフレットをご覧ください。
※YJC-3は平成22年度戦略的基盤技術高度化支援事業の中で開発したTIの最新プロセッサ「TMS320C6A8168」を搭載した画像処理装置です。
2012-03-07